2013年6月9日日曜日

本ブログにおける自作スピード指数の概略

自作ゆうても素人がExcel/Accessで集計して作ってよろこんでいるもので、
そう大したものではありません。データソースはJRA-VANのDataLabです。

全体のタイムを下記とおり二つに分けて、その相関で計算します。

前半:トータル-ラスト3ハロン(3ハロンに換算)
後半:ラスト3ハロン

指数:(関数[前半実績-前半基準]-(後半実績-後半基準))×10+80

前半基準と後半基準は過去3年間の馬場別クラス別実績と
当日の馬場差を加味したものになります。

で、問題になるのが前半と後半の相関関数なのですが、
これも過去3年間の実績から集計しています。
ゆうても単回帰なのでExcelがあっさり計算してくれます。


サンプルをお見せすると上記のとおりでして、
X軸は前半基準との差異で、Y軸が後半の差異です。
近似線より上の位置にプロットされていると指数は低くなり
下に位置すると指数は高く計算されます。

具体例でいうと
ケース:前半で基準よりも1秒速く、後半は基準より0.1秒遅い

上記グラフでは前半が基準より1秒速い場合は
後半は基準より平均的に0.5秒遅くなるということで下記とおりです。

指数:(0.5-0.1)×10+80=84

特徴としてはスローペースで指数が低くなるということは
理屈上ありません(逆に高く出すぎることが多い)。
レコード決着でも大して指数が高くならずがっかりします。
もっとも西田式+スロー補正と大差ないはずですし、
オリジナリティがあるかというとそうでもない気がします。


一番難しいのは馬場差でして、
一回指数を計算してからフィードバックする形で算出しています。
前の週からの流れなどをみてレース毎に確認しますが、
昼から大雨みたいに当日中に差が出るとわけがわからなくなります。

風の影響はいまのところ反映できていませんが、
レースごとの馬場差に織り込めればと思っています。
確かに新潟直1000などは強い向かい風の場合は
かなり影響ありそうな気がしますよね。

負担重量は考慮していません。
競争能力に与える影響に個体差が大きいと言われており、
誤差に誤差の上塗りをすることになるからです。
「前々走はハンデが軽かったから指数が高いがこれは割引」
みたいな見方で運用上対応しています。


さらっとかくとこんな感じですが、
基準タイムの作成方法や馬場差などは
細かいところを書いたらきりがなくなります。

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